1914年に設立され、調味料や加工食品など1700もの製品を生産する味の素川崎工場。敷地面積は東京ドーム8個分に相当する約10万坪あり、中華合わせ調味料「CookDo」や香り高い和風だしの素「ほんだし」の工場などを見学することができる。
川崎市鈴木町にある味の素川崎工場は、町全体が「味の素」の工場となっている。町内に京急大師線の鈴木町駅があり、降りると工場は目の前。鈴木町の鈴木とは「味の素」の創業者、鈴木三郎助に由来している名称なのだ。
工場見学のコースは、見学会場での座学から始まる。川崎工場の歴史や生産品についてスタッフからレクチャーを受け、味の薄い「みそ湯」とうま味調味料「味の素」を使用した味覚体験に移っていく。次に資料展示室に移動し、うま味やアミノ酸を説明するパネル、鰹節削り器などを見学。「味の素」の原料であるサトウキビを見学者が機械で搾り、その糖蜜(殺菌済みのもの)を試飲することもできる。
資料室を出るとバスに乗り込み「CookDo」の製造工場へ。この工場では、「CookDo」の袋詰工程を見学できる。再びバスに乗り、工場内を巡りながら、「ほんだし」工場に。ここでは生産ラインの見学とともに、カツオの一本釣りや遊泳スピードを体験できる。見学の最後は「みそ湯」と「ほんだし」、「ほんだし」がまぶされた「おにぎり」の試食。味の薄い「みそ湯」に「ほんだし」を入れると、香り豊かなとてもおいしい「みそ汁」に生まれ変わる。「ほんだしおにぎり」もぜひ家庭で試したい一品だ。見学を終えると、「味の素」の商品が入ったお土産が参加者に振る舞われる。
見学に参加した児童は、「うま味成分を入れると、いろんなものがおいしくなる」、「(食品メーカーの)『味の素』は、(うま味調味料の)『味の素』だけとずっと思っていたが、いろいろな商品が開発されているので驚いた」と感想を話した。味の素広報部の大前朋子さんは、「製造工程をご見学いただけますので、ぜひ小中学校の皆さん、社会科見学に来て下さい」と工場見学をアピールした
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