ヒトが未知のモノに出逢ったトキは、
既に自分が知っているモノと照らし合わせて、
【~みたいなモノ・・?】という頭の働き方をする。
9年前に
【マンダラート】という
【マンダラと名付けられた図形の上でメモを取る】
という方法に出逢う。
それから、いつも何度でもこのカタチでメモをとる癖がつく。
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そのトキ
曼荼羅という言葉は知っていたモノの、
【曼荼羅】(金剛界曼荼羅)というモノを全く知らなかったので、
【曼荼羅みたい・・】とは思わず、
代わりに、古典的な、
【原子モデルみたい】と思っていた。
物質のマンダ(本質)は何なのか?
直接目で見た事はないが、
この世にあるすべての物質は、原子から出来ている。
生物も空気も地球も、花も風も街もみんな同じ。
平均的な原子の大きさは1000万分の1ミリメートル。
【比:野球ボール(地球):原子(ビー玉)】
原子は
中心にある【原子核】と
周辺にある【電子】とで成り立っている。
原子核の半径は、原子全体の一万分の一。
【比:東京ドーム(原子):一円玉(原子核)】
その小さな原子核に原子の全質量が凝縮している。
原子核
は正の電荷をもった陽子と
電荷をもたない中性子から成る。
原子の種類は、
陽子の数により、
陽子と同じ数の電子を持っている。
電子は【電子殻】と名付けられたいくつかの層に分かれて存在している。
最外殻の電子の数が化学的な性質を担っている。
最外殻の電子(価電子)の数が同じ元素は性質が似る。
周期律表では、【族】として縦に並べられている。
価電子数が1.2.3.4.5.6.7.8と飽和すると、また1.2と戻り繰り返す。
原子は最外殻に【8】の電子を持とうとする性質がある。
マンダラートを使っていると、
とにかく周辺を【8】埋めようとする。
【8】埋まったトキ、
中心に【核】みたいなようなモノが出来るような感覚が起こる。
1.2.3.4.5.6.7.8と周辺を埋めるにつれて一つの認識が生まれる事になる。
その周辺が中心と釣り合うか?納得出来ると、完成と成る。
以後、その出来上がった認識を以ってしてモノゴトを眺めるようになる。
その出来上がった認識が、
新たな情報に触れた時にソレと照らし合わされ、結び付き、
また新たな認識が出来上がっていく。
【いつも何度でも】という千と千尋の神隠しの主題歌を映画館で聞いた時に惹かれる。
なぜかフト思い出したと思ったら、マンダラの構造にぴったりはまっていた。
初めて聞いた時は、
【いつも何度でも】という曲名すら知らない。
聞きながら、認識が出来上がっていく1回目。
歌詞とかもおぼろであるが、
【いつも何度でも】という曲名を覚える。
【名】というのは何かを抽象したモノなので、
その後、核的な役割を果たすことになる。
その名を思い出せば、いつも何度でも思い出せるように成る。
常に変遷し、分化していき多様化していく世の中ではあるが、
人間には強い【抽象能力】があるので、
バラバラなモノをヒトツにマトメル事が出来る。
言葉というモノは抽象能力を増す。
【それまでの自分】から生まれ変わりたい人間はたまに【改名】してナを変えたりする。
映画では、千尋は千というナを取られ、ナを取られた事すら忘れかけ、
過去を奪われ、新しい人格を作り上げられる危機に見舞われていた。
全く知らない人のナを見ても、何も思い浮かんで来るモノはないが、
親しい人のナを思い浮かべると、その人の事が
中心から周辺に拡がり出すように思い浮かぶ。
また会うと、周辺から中心に縮むようにマトマル。
【その人らしさ(核)】というのが追加で形成される。
iMandalArtでは、極めて地味な
中心から周辺に【拡がる】感覚、
周辺から中心に【縮む】感覚が、
極めて強化されている。
中心は 周辺によって創られる
周辺は 中心によって創られる
というマンダラートの理屈を感覚でミズカラ気付くようにしているのは、
さすが今泉浩晃さん。
「現実の根底にある自然法則に気付くのは達人で、
現実の根底にある自然の調和に気付くのは詩人である」
(湯川秀樹)
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