1986年、高校中退し働いていた私に、8ミリカメラZC1000を貸してくれといって訪ねてくれた人たちが何人かいる。
かつてパーマン1984など色々なフィルムを撮っていた頃、必ず出演してくれたご近所のたけぞう氏もその一人で、ついに自分たちで特撮映画を作るという。
私はパーマンが未完成のまま中退し、煮え切らない思いがあった。
そのために用意していた主題歌を、長商仮面に変えて提供させてくれと頼み、おしかけで作曲デビューを果たした。
年齢だけは私が上だが、たけぞう氏は色々な才能を持った人だと知っていた。
その人柄の良さに甘えて、今回の投稿のために大切な作品「長商仮面」をお借りした。
緻密な造形とそれをやりとげた若い力の輝きには、本当に敬意を表したい。当時高校生の自主特撮の数は相当なもので、確かにこの作品に関して特筆すべき点は少ないかもしれない。
でも、誰もが一度は通る道、自分も特撮から始めた。当時、年末の新潟映画祭(開催年によって名称は色々変わった)に出品することが一つのステータスだった8ミリ少年たちの一つの典型だと思う。
また、個人的にも、作曲デビューをさせてもらった思い入れの深い作品です。
ひどい歌ですが、この後の私の進路に決定的な影響力を持ち、今ふたたびこれに関わる作品を作り続けている私です。
kors20110510
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