富士急行は4月29日、山梨県の山中湖で4月30日から運行を開始する水陸両用バスを報道関係者にお披露目した。富士山の麓にある森林の中を車輪で走行した後、そのまま山中湖に入りクルージングするという運行コースになっている。6月28日まではプレ運行で約30分間の短縮コース、7月1日から正式運行となり約45分間のコースになる。
車輪とスクリューを備えたバスの名前は「YAMANAKAKO NO KABA」。河口湖で運行されているオープンバス「KABA BUS」の兄貴分という設定になっている。車体に施されたデザインは、九州新幹線「つばめ」を手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治氏が担当した。
水陸両用バスの発着場所は、山中湖の畔に近い旭日丘バスターミナル。バスを運行する富士急行がバス事業を始めた場所でもある。車内に折りたたまれ収納された鉄製の階段が外に出され、バスの中に入ると、カバのデザインが散りばめられた色鮮やかな黄色のシートが目に入る。座席数は34席、2人掛けのシートが通路を挟み両側に配置されている。
運転席は右側にあり、前方に車輪を操作するハンドル、左下に舵を操作する操舵輪が設けられている。バスには、運転手と船長が乗り込み、湖の岸辺で交代。陸のドライブと湖のクルージングを、乗り換えることなく楽しむことができる。
プレ運行時の料金は、大人1500円、小人750円(定休日は水、木曜日)。正式運行時は、大人2000円、小人1000円(定休日は木曜日)。
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