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外堀にホタルをと夢見る女性 羽生裕子さんの挑戦

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Uploaded by on Mar 8, 2010

世の中には、ユニークな発想をする人がいるものだ。江戸城の外堀にホタルを甦らせようとする女性がいるというので、インタビューをお願いした。

この方は、JR飯田橋駅近くで、貸しボート場と水上レストラン「カナルカフェ」を経営する羽生裕子さん。彼女は千代田区の市民有志がつくるNPO法人「日本橋川・神田川に­清流をよみがえらせる会」の一員。

羽生さんは熱く語る。子どもの頃、この周辺(牛込濠)には浅瀬があり、10箇所ほどわき水が沸いていて、お米を研げるほどの清流があった。鯉だけではなくエビや小魚がいて­、水鳥たちもたくさんいた。夏になるボートに乗ってホタルを見ながら勉強をしたこともあった・・・。

ホタル飛び交う牛込濠にしたい。そのように思い立った羽生さんは、3年前、レストランの傍らに浄化槽と浅瀬を作り、そこにホタルのエサになるカワニナの養殖を始める。

昨年(09年)4月には、主役である平家ホタルの幼虫200匹を入れると、夏にはそのホタルが孵化して、その内の何匹かが、夜のお濠を舞う姿が見えた。千代田区の学校の子­どもたちもホタル姿を見て、とても喜んでいたということだ。

今後、この東京のど真ん中である牛込濠にホタルが定着することは、容易なことではない。ホタルが棲み得る生態系をこの地域に実現できなければ、たちまちホタルは居なくなっ­てしまうはずだ。

羽生さんは、地下鉄建設で下水に流れているわき水を濠に戻すことや、心ない釣り人によって濠に放たれたブラックバスやブルーギルなどの外来魚を退治する必要があることを語­った。また法政大学の隣に高層ビルが二棟並んで建設されることで、濠の日照が昼の一時頃まで失われることにが心配と述べた。

最後に、千代田区議の小枝すみ子さんに、牛込濠にホタルを甦らせるプロジェクトのことを聞くと、「たいへん夢のある話。区としても支援を考えたい」と言われた。夏が待ち遠­しくなった・・・。(佐藤弘弥記)

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Nonprofits & Activism

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