劇団四季の創立メンバーのお一人、藤本 久徳さんが1月17日に逝去されました。77歳でした。
2月8日には、劇団四季自由劇場にて劇団葬が執り行われました。
藤本さんは、1932年2月27日生まれ、東京都出身。慶應義塾大学法学部出身。
慶應義塾高校在学中より劇団四季創立メンバーの浅利慶太、日下武史たちと共に芝居づくりをするなかで、舞台美術を手掛けるようになりました。1953年、劇団四季の旗揚げに参加した創立メンバーの一人で、ストレートプレイからミュージカルまで幅広く舞台装置を担当。劇団四季が創立以来一貫して手掛けている、フランス現代劇の巨星、ジャン・ジロドゥの『間奏曲』やジャン・アヌイの『アンチゴーヌ』、また今年3月22日より自由劇場での上演が決定している『エクウス』など数多くの舞台美術を残しました。また演劇以外にもモダンバレエ、コンテンポラリーダンスの舞台美術を手掛けました。日生劇場設立時には舞台設計に参画し、技術部長も務められました。
後、劇場工学研究所所長に就任、各地の劇場・文化会館の企画、建設コンサルティングに携わります。また劇場演出空間技術協会理事として劇場技術の確立にご尽力になりました。64年には、舞踏ペンクラブ賞を受賞されました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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