平成23年10月8日、大田区産業プラザにて行われた、
第10回北大寮歌祭の記録動画です。
平成24年の開催は、10月27日に同所の予定です。
ぜひご参加ください。
過去の記録や最新の情報は、下記Webをご覧ください。
http://www.ryoukasai.org
横山 芳介君 作歌
赤木 顕次君 作曲
一
都ぞ弥生の雲紫に
花の香漂う宴の筵
尽きせぬ奢に濃き紅や
その春暮れては移らふ色の
夢こそ一時青き繁みに
燃えなん我胸想ひを載せて
星影冴かに光れる北を
人の世の清き国ぞとあこがれぬ
二
豊かに稔れる石狩の野に
雁遥々沈みてゆけば
羊群声なく牧舎に帰り
手稲の巓黄昏こめぬ
雄々しく聳ゆる楡の梢
打振る野分に破壊の葉音の
さやめく甍に久遠の光
おごそかに北極星を仰ぐかな
三
寒月懸れる針葉樹林
橇の音凍りて物皆寒く
野もせに乱るる清白の雪
沈黙の暁霏々として舞ふ
ああその朔風飆々として
荒ぶる吹雪の逆まくを見よ
ああその蒼空梢聯ねて
樹氷咲く壮麗の地をここに見よ
四
牧場の若草陽炎燃えて
森には桂の新緑萌し
雲ゆく雲雀に延齢草の
真白の花影さゆらぎて立つ
今こそ溢れぬ清和の陽光
小河の潯をさまよい行けば
美しからずや咲く水芭蕉
春の日のこの北の国幸多し
五
朝雲流れて金色に照り
平原果てなき東の際
連なる山脈玲瓏として
今しも輝く紫紺の雪に
自然の藝術を懐みつつ
高鳴る血潮のほとばしりもて
貴とき野心の訓へ培い
栄え行く我等が寮を誇らずや
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