明治45年寮歌「都ぞ弥生」(第10回北海道大学寮歌祭)

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Uploaded by on Oct 13, 2011

平成23年10月8日、大田区産業プラザにて行われた、
第10回北大寮歌祭の記録動画です。

平成24年の開催は、10月27日に同所の予定です。
ぜひご参加ください。

過去の記録や最新の情報は、下記Webをご覧ください。
http://www.ryoukasai.org


横山 芳介君 作歌
赤木 顕次君 作曲


 都ぞ弥生の雲紫に
 花の香漂う宴の筵
 尽きせぬ奢に濃き紅や
 その春暮れては移らふ色の
 夢こそ一時青き繁みに
 燃えなん我胸想ひを載せて
 星影冴かに光れる北を
 人の世の清き国ぞとあこがれぬ


 豊かに稔れる石狩の野に
 雁遥々沈みてゆけば
 羊群声なく牧舎に帰り
 手稲の巓黄昏こめぬ
 雄々しく聳ゆる楡の梢
 打振る野分に破壊の葉音の
 さやめく甍に久遠の光
 おごそかに北極星を仰ぐかな


 寒月懸れる針葉樹林
 橇の音凍りて物皆寒く
 野もせに乱るる清白の雪
 沈黙の暁霏々として舞ふ
 ああその朔風飆々として
 荒ぶる吹雪の逆まくを見よ
 ああその蒼空梢聯ねて
 樹氷咲く壮麗の地をここに見よ


 牧場の若草陽炎燃えて
 森には桂の新緑萌し
 雲ゆく雲雀に延齢草の
 真白の花影さゆらぎて立つ
 今こそ溢れぬ清和の陽光
 小河の潯をさまよい行けば
 美しからずや咲く水芭蕉
 春の日のこの北の国幸多し


 朝雲流れて金色に照り
 平原果てなき東の際
 連なる山脈玲瓏として
 今しも輝く紫紺の雪に
 自然の藝術を懐みつつ
 高鳴る血潮のほとばしりもて
 貴とき野心の訓へ培い
 栄え行く我等が寮を誇らずや

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