監修:古賀正義(中央大学文学部)
2010年に発表された、政府による「子ども・若者ビジョン」は、その副題に「子ども・若者の成長を応援し、一人ひとりを包摂する社会を目指して」とあります。
今日、子どものおかれた社会環境は厳しさを増しており、教育格差や就業環境が一層深刻化し、子どもや若者への実践的な社会支援が必要とされています。
特に児童の虐待やひきこもりなど、「家庭の孤立化」「脆弱化」のなかで、子どもの問題が抜き差しならない状態へと追い込まれていくケースも多く、貧困や社会的排除など、これまでわが国が直視してこなかった社会環境の変化が、子どもを抱える家庭、あるいは地域社会を直撃している現状も、決して見過ごすことはできなくなっています。
このような現状を踏まえ、番組では今日の排除型社会における子ども支援のポイントと今後の展望、そして実践的な支援の輪の広がりについて紹介します。
2011年度制作
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