米露角逐
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2008/09/post-4890.html
冷戦時代の遺物である重厚長大で陳腐化した核兵器は削減する。
経済不況に喘ぐ米露の<共通利害>だ。
実戦で"使えない"核兵器の削減と同時に、
実戦で"使える"兵器の開発競争に余念がない。
米側はMD配備、交渉外の戦術核、それに非核ミサイル、
露側も新型ステルス戦闘機や潜水艦発射SLBMの開発に勤しんでいる。
米政府NPR発表 背景に核兵器を超える非核型の新型ミサイル「CSM」開発の動きも
http://megalodon.jp/2010-0408-0044-21/www.fnn-news.com/news/headlines/article...
アメリカのオバマ政権は6日、核兵器の削減を進め、
その役割も限定的にするなどとした今後の核戦略の指針を発表した。
この「核なき世界」への歩みの裏側には、核兵器を超える兵器開発の動きがある。
核兵器を増やさず、その役割も限定的なものにすると、
アメリカが新しい抑止戦略へ転換を図る背景には、何があるのか。
軍事評論家の岡部いさく氏
「核兵器は、維持や管理に費用がかかりますから、
そのコストを減らしたいという思惑もあるんでしょう。
しかし今、核兵器に頼らなくてもいいとアメリカが言えるようになった背景には、
非核型の新型ミサイル計画の存在が大きいはずです」と指摘する。
岡部氏が指摘する非核型の新型ミサイルが、「コンベンショナル・
ストライク・ミサイル」、略称「CSM」と呼ばれる非核攻撃ミサイル。
しかし、その予想図では、特にこれまでのミサイルと変わりがない。
この非核攻撃ミサイルの秘密について、岡部氏は
「この弾頭部分の中にはHGV(超高速滑空体)、つまりこれ、
実質的には金属の塊なんですけど、これが入るんですね。
これはもちろん核弾頭じゃありませんし、爆薬すら入っていません」と話した。
岡部氏によれば、HGVは、長距離ミサイルで打ち上げられ、地球上のどこでも1時間以内に到達するという。
打ち上げ後、大気圏外で分離されたHGVは、目標へ向かって落下を始める。
そして、最終的にマッハ6以上、時速7,000kmを超える高速で、目標にピンポイントで突入する。
スピードと重さが作り出す運動エネルギーだけで、地下目標などの破壊も可能だという。
岡部氏は「こういった兵器の構想があるからこそ、アメリカは核兵器を減らすと言い出したんでしょう。
ミサイル防衛をもって、そしてこの非核攻撃能力を持って、ますます軍事的優位に立つわけですよね。
中国やロシアは、どう対応するんでしょう。
『現在の世界 - 核兵器 = 平和と安定』っていう答えが出るんでしょうかね」と話した。
「核なき世界」を語りながら、新たな軍事的優位性を追求するアメリカ。
新ミサイル抗争が、新たな火種とならない保証はない。
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