ノーベル平和賞受賞者で国連平和大使に任命されたケニアのワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)さんが2010年2月19日、記者会見し、5回目の日本訪問の成果と地球温暖化問題への取り組み、もったいないキャンペーンの展開を語った。
ワンガリ・マータイさんとグリーンベルト運動のオフィシャルサイト
http://www.greenbeltmovement.com/
もったいないキャンペーンのオフィシャルサイト
http://www.mottainai.info/
マータイさんは今回訪問した広島で知った原爆の惨禍や、京都・知恩院の体験などを語った。「ともいき=共生」ということばに深く感銘を受けたと述べ、環境保護の重要性を語った。キリスト教神学者の間で聖書の再解釈が進み、神が世界を創造したのは、人間が世界を支配したり使うためではなく、人間が預かり保護するためだとの考え方が広まっていることを指摘し「日本の『ともいき』も同じ考え方であり、私たち自身が環境の一部として行動すべきだ」と語った。日本のもったいないキャンペーンが、マータイさんがケニアで推進する植林・自然保護運動グリーンベルト運動と密接につながっていることを説明した。コペンハーゲンのCOP15について、政治家を動かすのは世論と共通善のふたつであり、市民が政治指導者に圧力をかけることで、メキシコのCOP16の合意につなげようと呼びかけた。
司会:坂東賢治企画委員(毎日新聞)
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