東京駅はこうして残った

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Uploaded by on Apr 24, 2009

<赤レンガの東京駅を愛する市民の会 事務局長 多児貞子さんに聞く>

2009年4月現在、東京駅の修復保存工事が急ピッチで進んでいる。しかし東京駅の保存は、簡単に実現したものではない。1987年4月、国鉄が分割民営化され、直ぐに「­東京駅周辺地区再開発連絡会議」が発足し、東京駅が高層ビル化する計画が浮上する。このことに建築家の藤森照信氏や文化財保存の前野まさる氏などの専門家が、危機感を持っ­たことから始まった。専門家と主婦を中心とする数名の女性たちは、勉強会を重ね、市民として保存運動を早々に立ち上げた。そして1987年10月13日、女性有志たちは、­JR東日本社長と東京駅長に保存要望書提出する。その時、赤いバラの花束を添えたのは有名なエピソードだ。折りから、1988年、三菱地所は丸の内地区を一大高層ビル化(­200m級の高層ビルを60棟建てる)するマンハッタン計画を発表するなどした。それから彼女たちの長い保存運動は延々と続けられた。先の見えない運動にこの運動から身を­引いた人もいた。そして会の立ち上げから足掛け16年目の2003年4月18日、文化審議会が東京駅を重要文化財に指定し、修復保存することが決定されたのである。この東­京駅保存運動の特徴は、東京駅を保有するJR側と絶えず友好的な関係を保ちながら、あくまで文化財保護の運動として、イデオロギー的な装いを入れずに活動したことも大きか­った。東京駅の保存を実現したこの会の柔らかい発想とスマートな行動力は、今後の日本の文化運動のあり方にひとつの方向を指し示しているといえそうだ。(佐藤弘弥記)

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  • 2012年の春、創建の姿で東京駅が帰ってきますが、1987年­から粘り強い保存運動を続けてこられた関係者の方々の努力には敬­服します。

  • こんなにも立派な方がいらしたからこそ、今、東京駅が残っている­ことを、恥ずかしいけれど、初めて知りました。

    特別な思い入れがあるわけではないのですが、素敵な歴史的レンガ­造りの建物だと思っています。

    さらに、駅周辺の超高層ビルが立ち並んで、駅舎が小さく見えてし­まうようになったのが残念でなりません。

  • こういう市民運動は立派だと思うよ。

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