直流電車である113系に交直流電車485系の交流機器を移植して生まれた魔改造車、415系800番台。
種車である113系800番台自体が各地からの寄せ集めだった為に、各車とも個性があります。
その中でもとんでもない経歴を持つC01編成は正に魔改造の頂点といってもいいくらいです。
元113系とは思えないほど手が入っているその内容は・・・
全車共通の特徴
・電動車ユニットの相方は全車新製時と別車両
・交流用パンタと屋上機器設置の為にパンタ周りを5cm低屋根化
・大量の交流機器を載せたモハ414の台枠強化
・モハ414は配電盤設置の為に1位側と2位側で窓割りが違う
・モハに載っていたMGとCPをクハへ載せ変え
・クハのタイフォン位置変更
・半自動ドアボタン設置の為に戸袋窓サイズ変更
・種車に試作冷房車が存在
・クハの形式は「クハ415」
C10編成の特徴
・クモハ415-810の方向幕は準備工事のまま
・モハ414-810のクーラーは後ろ寄り偏位
・ドア窓のガラスは全車Hゴム押さえ
C01編成の特徴
・クモハ415-801のクーラーは簡易冷房(WAU102)搭載
・クハ415-801のクーラーは後ろ寄り偏位
・クハ415-801の屋根上に霜取りパンタ搭載跡
・ドア窓はクハのみ金属押さえ
これは2011年3月1日時点での状態です。
ではそれぞれの車歴を紹介しておきます
C10編成
クモハ415-810←クモハ113-813←モハ113-219 1968.11.30 東急大阪
モハ414-810←モハ112-15 1964.08.19 日本車両
クハ415-810←クハ111-417 1966.02.26 川崎車両
C01編成
クモハ415-801←クモハ113-804←モハ113-80 1965.09.29 近畿車両
モハ414-801←モハ112-801←モハ112-69 1965.06.28 近畿車両
クハ415-801←クハ111-52 1964.07.07 川崎車両
クハ415-801とC02編成のモハ414-802は、2011年時点で現役の国鉄型車両の中で2番目に古い車両です。
(トップは下関に在籍している1963年製のクハ115-652です。)
この車両の模型は、C10編成はKATOのラウンドハウスブランドから、C01編成はマイクロエースからそれぞれ完成品が発売されております。どちらもタイプ品なので改造などの参考になればと思います。
MGとCPがクハにあるって・・・・www
dyudyu41 1 week ago
@dyudyu41さん
それだけ交直流化改造が難を極めたということですね。ただ交流機器だけを移設するだけではなくて、各車両の重量バランスも考えて配置し直さなければなりませんから・・・
JNRkazu 1 week ago
この車両のNゲージってあるのかな・・・
fastest223 4 weeks ago
@fastest223さん
説明欄にもある通り、前側3両のC10編成がKATOのラウンドハウスブランドから、後ろ側3両のC01編成がマイクロエースから発売されています。ただどちらも発売からだいぶ経っているので新品での購入はほぼ不可能といってもいいでしょう。中古品を取り扱っている店ではまれに見かけますので探してみてください。
なお2012年1月に赤色のC06編成と、福知山色のC10・C03編成のセットがそれぞれ発売されました。
JNRkazu 3 weeks ago