金澤の雨
東京(とうきょう)ことばと 加賀(かが)なまり愛(あい)するこころに 違(ちが)いはない
合緣奇緣(あいえんきえん)のこの戀(こい)を さかせてみせます
あなたと 出會(であ)った 片町(かたまち)あたり 相相傘(あいあいがさ)です 金澤(かなざわ)の雨(あめ)
影笛(かげふえ)きこえる 茶屋街(ちゃやまち)の 灯(あか)りがぼんやり 滲(にじ)(にじ)んで搖(ゆ)れた
男(おとこ)の甲斐性(かいしょう)と 意地張(いじは)らず わたしにください
石段(いしだん) 坂道(さかみち) 苦勞(くろう)を背負(しよ)って ふたりで濡(ぬ)れましょ 金澤(かなざわ)の雨(あめ)
川(かわ)なら犀川(さいがわ) 淺野川(あさのかわ) 春夏秋冬(はるな つあきふゆ) 水面(みなも)に寫(うつ)す
友禪流(ゆうぜんなが)しの 緋(ひ)の色(いろ)は絆(きずな)の色(いろ)です
雨(あめ)の日(ひ) 晴(は)れの日(ひ) 寄(よ)り添(そ)いあって 相相傘(あいあいがさ)です 金澤(かなざわ)の雨(あめ)
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