30万都市函館に残された秘境、松倉川渓谷の風景です。
松倉川は、函館市の湯の川温泉街をとおって津軽海峡にそそぐ、流程約25kmほどの小さな川です。
上流には、V字渓谷に多くの滝が連なり、日高山系の沢に匹敵する険しさと美しさをもつといわれてきました。
しかし、あまりにも険しい地形ゆえ、一部の山岳愛好家と釣り人の間に語り継がれるだけ。ほとんどの函館市民は、この川の姿を知りませんでした。
1990年代、北海道によって、松倉川に多目的ダム(松倉ダム)の建設が計画されました。
函館の市民団体が協力し、「松倉川を考える会」を結成。問題を広く市民に伝えるとともに、ダム計画の根拠そのものを問い直しました。
松倉川のダム問題と自然環境に対する市民的関心が高まっていくなか、松倉ダム計画は、堀達也知事による道政改革、「時のアセスメント」の対象事業となります。
1年間の検討期間を経た1998年10月、北海道は、松倉ダムの建設中止を発表しました。
ダム中止後、市民が主体的に治水計画づくりに参加する「松倉川水系治水検討会」が開催され、ダム建設によらない治水計画案が策定されています。
そして、松倉川上流地域は、函館市の環境保全と教育・体験活動の場として位置づけられ、市民の大きな財産として守られていくことになりました。
魚は川へ流れるけど、自分が水の中にいることは知っているのだろうか?
人間が知らないことは魚のように今の現状にあるのだと思う。
Equalspaceful 1 year ago
27年前に、松倉川へ釣りに行ったことがあります。下流では鮎やカジカが多く、上流ではイワナがよく釣れました。今でもイワナがいるんですね。
fukurou8881 1 year ago
☆なれた撮影ですね。聞いたことがない川だったけれど、行ってみたいと思う。ダム計画がつぶれて、ハッピー。川の自然環境保護のためには川について広く知ってもらい、愛着を感じてもらうことも大事です。
odatebridge1 1 year ago