http://festival-tokyo.jp/program/inferno/
イタリアの文豪ダンテの『神曲』に着想を得、今日の形而上学として再構築したロメオ・カステルッチの話題作、堂々の三部連続上演。
第一部『地獄篇』では、暗黒の森に迷い込んだアーティストが、自ら犯した罪と、その裁きを激しく問いかける。
舞台上に現れる様々な生命と死、創造と破壊の彼方に、今日の「地獄」を生きる人類の果てしない裁きと祈りが鳴り響く。
http://festival-tokyo.jp/program/purgatorio/
第二部の「煉獄」とは悔悛の念を持つ罪人の魂が清められる場所。
カステルッチはそれを、繰り返される日常の中に見いだす。
不気味なまでに美しく完成されたハイパーリアルな世界。
夕食の支度をする母親、頭痛を抱える息子、帰宅する父親。
一見普通の家庭に潜む罪の瞬間と魂の浄化が、見るものの心に強烈な残像を焼き付けるだろう。
http://festival-tokyo.jp/program/paradiso/
第三部の『天国篇』は、演劇と美術を横断するインスタレーションの形式をとり、観客は孤独に作品の前に立つ。
清められた魂が神の愛に触れるはずの「天国」だが、カステルッチは「地獄」「煉獄」よりも残酷な世界として捉える。
沈黙が支配し五感を狂わせるような完全な闇の中に、観客は「天国」の存在を垣間みることができるのか?
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