マイナーな北欧のクラシック曲には、哀愁の70年代歌謡曲みたいなメロディの曲が
あったりして、驚いたりします。
いわゆる『フォーク』って、民謡とは別物なんですよね?よく分からないけど。
でも、メロディライン的に、哀感漂うマイナーな北欧クラシック曲に似ていると
思ったんですね。
そこで、マイナーな北欧クラシック曲を、ピアノ独奏曲という形を取って
更に70年代ポップス風にしようと思ったわけです。
1998年に『Kill POPS No.2』という物騒なタイトルで作曲しました。
俎上に載せたのは、スウェーデン国民楽派を代表する
ヒューゴ・アルヴェーン(Hugo Emil Alfvén, 1972-1960)の
ダーラナ狂詩曲(スウェーデン狂詩曲第3番)
Dalarapsodi, Svensk rapsodi nr 3, op 47, 1931
の中の、訴えかけてくるかの様な哀感溢れるメロディです。
5部構成になっている中の第4部目です。
ダーラナ(Dalarna)地方の伝承曲のメロディが元になっているようです。
CDで出会った瞬間から「70年代歌謡曲みたいだな」と感じ、
作曲ソフトを購入した後、心の蟠りを払拭させるべく作曲しました(BIS CD 455)。
『Kill POPS Series』というのは、ポップスみたいなメロディのクラシック曲を、
更に「それっぽく」強調させて作曲したシリーズです。
第1番は、ラフマニノフの交響曲第2番第3楽章
Серге́й Васи́льевич Рахма́нинов - Симфония № 2 часть 3
の為にとっておいてあります(未完成)。
1990年に初めてこの曲に出会った瞬間、「POPSみたいだなあ」と思いました。
ポップアーティスト辺りがカバーしているに違いないと思いましたが、
エリック・カルメン(Eric Carmen)が1976年にカバーしている事を知ったのは、
何と2001年にもなってからです。11年後です。
たまたまラジオを聴いていて知りました↓
『恋にノータッチ』(Never Gonna Fall in Love Again)
1994年にトレンディドラマ『妹よ』でも使用されているんですね。
この曲の『デジャヴュ感』は、恐らく小さい頃にテレビか何かで流れている
『恋にノータッチ』を聴いて、それが潜在意識に残っていたからかも知れません。
それまでは、カーペンターズ(Carpenters)辺りがカバーしていると思っていました。
何故なら、雰囲気がどことなく似ていると思ったからです。
何故『Kill POPS』なのか?というと、お堅いというイメージを持たれていた
クラシック曲にも軽い雰囲気のがあるじゃん!!と主張したかったから。
今では、平原綾香の『ジュピター』とか『のだめ』効果の御蔭か?クラシック曲の
お堅いイメージがかなり払拭されているみたいですが、何だか複雑な気持ちです。
【画像について】
・アルヴェーンの肖像画
・ダーラナ狂詩曲の収録されているCD(Ocuka72所有)
【作曲に用いた機材】
ハード:Macintosh Performa 6310
ソフト:HELLO! MUSIC! 2.0(YAMAHA)
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