「Easy」や「Three Times a Lady」はコモドアーズを代表するポピュラーなバラッドだが、曲そのものがファンキーではなく、余りにも白すぎてポップなため、黒人らしくないと批判するソウルファンが多い。その訳は、コモドアーズはかつてファンキーな曲や、「Brick House」・「Fancy Dancer」や「Slippery When Wet」のような激しいダンスナンバーを得意としていたためである。ライオネル・リッチーの「Oh No」は映画『The Last American Virgin』で使われ、ファンク風なダンスナンバー「Machine Gun」はスポーツイベントのBGMやたくさんの映画で多用された。「The Bump」もまた多く採用された。「Cebu」(フィリピンのセブ島が曲名の由来)はクワイエット・ストームを代表する曲と評された。バンドのメンバーの入れ替わりが激しく、特にボーカリストは目まぐるしく変わった。ライオネル・リッチーがソロ活動をメインに据え脱退すると、元ヒートウエーブのJ.D.ニコラスを迎え、ドラマーのウォルター・オレンジとのツインボーカル体制をとった。しかし、グラミー賞を受賞した「Nightshift」を除いて、ヒットを飛ばすことはできなかった。やがて、オリジナル・メンバーが次々と離脱した。リッチーに続いて1982年にはマクラリー、1986年にはラプリード、そして1989年にはウイリアムズと続いた。1978年ごろには、バンドは元々のファンクスタイルを捨てていたが、ますますより売れ筋のポップ・ミュージックに傾倒していった。1985年にはNBC系列のWXIA-TV(アトランタ)のコマーシャルで演奏したりしていたが、1986年にはモータウン・レコードからポリドール・レコードへ移籍。何枚かのアルバムやベスト盤をリリースしたが、現在のバンドは結成時のそれとはまったく異なるバンドといわざるを得ない。
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ss228com 4 weeks ago