海上保安庁は16日、同庁釜石海上保安部が3月11日に釜石港湾合同庁舎から撮影した、岩手県釜石港に襲来した津波の映像を公開した。係留索が切れ、港内を漂流する貨物船が庁舎の目前に迫るなど、津波の威力を改めて認識させられる映像となっている。
津波は、防波堤を乗り越え、港に浸入してくる。岸に設けられたコンクリート壁の上から徐々に海水が流れ込み、壁の脇に駐車している車を押し流していく。勢いを増した津波は、建物に激しくぶつかり、水しぶきを上げながら、陸に流れ込み続ける。
津波による引き波は、初めゆっくり流れているが、しばらくすると激流になり、コンクリート壁を滝のように流れて海に戻っていく。
並びあう桟橋の奥に係留された貨物船は、津波と引き波の影響でロープが切断。港内を漂流しはじめ、手前の桟橋を越えて、ビデオを撮影している庁舎のすぐ横に流されてくる。【海上保安庁提供】
All Comments