11月21日放送 マクロビオティックの誕生と石塚左玄の食養
マクロビオティック (Macrobiotic) とは、長寿法を意味する言葉です。
18世紀にドイツのクリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラントが長寿法という意味合いで使いはじめました。
第二世界大戦前後に桜沢如一(ゆきかず)先生1893-1966年が、自ら考案した食生活法や食事療法の名称として広めました。
現在では食事療法の意味で用いられていて、欧米でも普及しています。
桜沢如一先生のマクロビオティックの運動のはじまりは、1928年に行った講習会でした。
基本は、食育で著名な明治時代の医者であった石塚左玄1851-1909年の食物に関する陰陽論です。
桜沢先生病気で苦しみ、石塚左玄の結成した食養会で活躍することを通して食事療法(食養)を学び、病気を治し、独自に研究をしました。
石塚左玄の食養
①食本主義 「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり」と、心身の病気の原因は食にあるとした。
②人類穀食動物論 人間の歯は、穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本なので、人類は穀食動物である。肉食動物と草食動物。
チョウチョ、セミ、ハチ、アリクイ、魚類、全て口に合った食べ物を食べる
肉、卵、牛乳の食べすぎは要注意 牛の体温38,5度
③身土不二 居住地の自然環境に適合している主産物を主食に、副産物を副食にすることで心身もまた環境に調和する。季節の食材、地元の食材を食べること
④陰陽調和 当時の西洋栄養学では軽視されていたミネラルのナトリウム(塩分)とカリウムに注目し、さらにそのバランスが崩れすぎれば病気になるとした。
⑤一物全体 一つの食品を丸ごと食べることで陰陽のバランスが保たれる。「白い米は粕である」と玄米を主食としてすすめた。
白米の栄養は玄米の20%、白米で脚気が増えた
ビタミンB1、玄米3杯0,7mg 白米なら20杯
小魚、玄米、豆、の栄養バランスとエネルギー。摂ってすぐの野菜のエネルギー
石塚左玄先生は栄養学がまだ学問として確立されていない時代に、食物と心身の関係を理論にし、医食同源としての食養を提唱し、食事の指導によって病気を治した。
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