平成20年12月20日(土)、21日(日)に、第12回MAG-CUP少年サッカー交流大会が、いなべ市と東員町を会場として開催されます。 (※東海環状自動車道"MAGロード"が通過する沿線市町が主体の大会 MAG:三重(M)、愛知(A)、岐阜(G)の頭文字)
MAGロード沿線の3県25市町から32の少年サッカーチームが参加し、優勝チームには大会トロフィーが授与されます。
今回のこの大会の優勝トロフィーは、いなべ市商工会(辻 忠樹 会長)の協賛により、沿線3県の三重(萬古焼)、愛知(瀬戸焼)、岐阜(美濃焼)の陶磁器産地の公設試験研究所と、窯元の協力を得て製作されたものが用いられます。
トロフィーのデザインは、MAGロードによって【結】ばれる沿線地域の新しい縁が【結】ばれ育まれていくことを願い、美濃焼・瀬戸焼・萬古焼の円を組み合わせたものとなっています。
◎全体デザインと各パーツの紹介
【全体デザイン】
(1)東海三県が環状道路でつながっていることを表現
(2)少年とサッカーをモチーフにする
(3)各窯業地の特徴のある素地や加飾技法の活用
から、環状の輪をイメージしたドーナツ形の各窯業地のパーツをつなげ、木製台座に設置する案となった。
(全体デザイン調整担当) 岐阜県セラミックス研究所 鶴見栄三
【美濃焼】
釉薬は美濃焼の伝統釉である「織部」で、濃淡が分かりやすいように全体に「くし目」を入れ、鉄絵部分には、伝統模様にある「亀甲文様」を変化させサッカーボールを模した絵柄。
(製作担当) 岐阜県土岐市立窯業試験場・セラテクノ土岐 安江 大
【瀬戸焼】
絵柄は、瀬戸焼の伝統技法である瀬戸染付を用い、上絵、金彩をあしらって、子供たちが楽しんでいる様子。
金色のボールと戯れる三県を意図した3人の唐子を中心に、上部には瀬戸と美濃をつなぐ山々をイメージした杉紋と小鳥を配し、下部には青海波と魚を描き、伊勢湾を表現。
裏面には、おめでたい柄とされる七宝紋の雲間に、瀬戸の陶製狛犬にちなみ、ボールを追う狛犬の絵柄を入れた。
(素地製作焼成担当) 愛知県産業技術研究所瀬戸窯業技術センター 山田 圭、 長谷川恵子
(絵付担当) 洞山窯 亀井 達(たつし)
【萬古焼】
萬古焼の特徴的な技法である「盛絵」に、少年たちの夢が花開き実を結ぶようにとの願いを込めて、ギリシャで古代から勝利と栄光のシンボルとして、勝者の頭に被せた「月桂冠」の材料、月桂樹の葉と花、実を描いた。
(素地製作焼成担当) 三重県工業研究所窯業研究室 水野加奈子
(盛絵担当) 酔月陶苑 清水きし代
【台座プレート】
商工会長様に書いていただいた「結」という文字がとても素敵な文字だったので、その字を活かすようにデザインし、美濃焼タイルに転写。
(製作担当) 岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所 山下奈穂「結」・・・三重県いなべ市商工会長 辻 忠樹 書
東海環状自動車道によって結ばれるこの地域に、少年サッカーの交流をはじめとする新しい縁が育まれて行くことを願って「結」の文字が書かれました。
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