ラジウム計器の注意点
(以下書き込み内容で責任は持てませんので御了承を)
私の計器関連のHPページhttp://www10.ocn.ne.jp/~a6m232/CCP005.html
日本機もとより独・英・米のWWⅡ計器・時計を収集されている方は多いと思います。
古いラジウム夜光塗料は茶色に変色しているので判りやすいですが、今回の大気温度計で判る通り一見畜光塗料に見える乳白色と茶色の間で判別の難しいものもあります。
ラジウム使用計器は絶対に分解しない事が鉄則ですし、破損計器は密閉等それなりの処置をすることが必然です。
(米の博物館関連仲間からはラドンガスが出るから絶対分解するな!とメールが来ています)
此処まで書くと心配になる方がいると思われますが一般に計器よりもはるかに流通している高放射線の物があります、健康用品で売られているラジウムボール・ラジウム鉱石・北投石等々様々です。
一例ですがラジウムボールでも大量だと75.01μSv超、北投石で77.63μSv超えとなります。
また商品説明にも320μSV以上発生、放射線~700μSv各種と書かれていますから旧軍計器など問題ならないレベルです。
引用元 http://www.chinaroman.com/setumei.html
これらはオークションでも気軽に手に入れる事ができ健康器具として長年広く使用されている物ですから、ラジウム計器の危険性判断の比較にはなると考えますし、また旧軍計器の入手の難しさからすると遥かに簡単な事です。
話は戻り
WWⅡの全期間、特に初期に多用されたラジウム夜光塗料は自発光期間が10年程と短かく、現存する物は光らないので大丈夫と思われがちですが、半減期が1600年と立派な放射性物質ですから要注意です。
(逆に畜光塗料は現在でも立派に畜光して光ります)
しかし放射性物質使用の計器と言えども遮蔽物1枚在るだけでも放射線量はかなり下がり、1m程離れれば外の空間線量と変わりなくなります。
(要は完全密閉されていて理屈を理解していれば先の健康器具と同じく大丈夫と思われます、昔は腕時計等で密着させて普通に使用されていたぐらいです)
勿論ポケット等に入れてなおかつ文字盤を肌に向けておく等の条件ならば、計器によっては30μSv / h を超えるでしょうし、2センチ程の指針に塗られただけの物でも一例で15μSv / hぐらいの数値になるかと思われます。
右下の四角い物は壊れた計器から出て来たゴミを清掃した後、念のため同じ所をガイガーカウンターにてスキャニングすると強い反応が在りました。
そこで黄色のガムテープにて更に細かいゴミを集めたところ、1ミリに満たないラジウム片が貼りついていました^^;
この様にGM管が外に出ているタイプは非常に小さな汚染源でも特定に有用な事が判ります。
ガイガーカウンターはALPHAiX 3000 counter tube B
(値段は直輸入で6万程が相場で私はヤフオクで7万程、空間線量は近くの大学発表の数値と毎日ほぼ同じですから10万円以下の放射線簡易測定器としては十分参考になると思いますし、GM管が突出していてなおかつ小さいのでこの様な計器または時計の破損してしまった時の飛散線源を探すのに非常に有効かと考えます)
追記
ラジウム自発光塗料使用の大気温度計は1.5m(念のためでは2m)離せば自然界の放射線量と変わらなくなります。
例えばの一例ですが、ヤフオクでも売っている健康グッズのラジウム鉱石とか北投石と線量的にはあまり変わりありません。
なお測定では判り易くする為β線遮断のカバーを外していますので、カウント数はβ線γ線を合わせた通常測定よりも多いカウントとなっています。(カバーを外した状態でのμSv/h測定は時には4倍ほど高い数値がでてしまうので間違った使用方法)
またビニール等のカバーはしていませんがこのGM管は防水です、万一汚染されてもある程度軽易に除染が可能ですのでしていません。(勿論本体が~と言われればお終いですが・・・普段はケーブル使用で延長していますからと言訳しておきます^^;)
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