デビュー曲。ドーナツ盤を買って聞いていた時代を思い出します。針がよく飛んで・・・自分のアップしたラジオやTVと共に彼女の歌声もアップしてみました。いつでも好きな時に聞けるように。川瀬氏のこの曲の印象ははつらつと清潔感あふれるものとのこと。僕もそう思います。(以下回想記より全文抜粋)作詞千家和也作曲編曲都倉俊一。デビュー曲「としごろ」は、1973年5月21日にリリースされ、百恵自身も出演した松竹映画『としごろ』の主題歌となった。"人にめざめる14才"とは、百恵のデビュー当時のキャッチコピーでもある。僕は、あとでこのキャッチコピーを見て"人にめざめる"とはなんだろう?と不思議に思った覚えがある。思春期の少女が心身共に大人へと変身していくということだった、ということに、後になってから気づかされた。デビュー当時は自分とあまり関係がなかったこともあり、「山口百恵というアイドルは、こんな曲でデビューしたんだ」くらいの、軽い聴き方をしていた。そして残念ながら大ヒットというわけでもなかったため、井上陽水氏のプロデュースで忙しかった僕は、「としごろ」は、「トランペットの音がちょっと鉄腕アトムの主題歌みたいなサウンドの曲だな」と思った程度で、それほど関心を持つ曲ではなかったのだ。しかし今回、じっくり聴き直してみると、この曲は当時思っていた印象よりも、はるかにいい曲だったんだと認識を新たにした。改めて聴いた「としごろ」は、曲の構成も、しっかりと起承転結のある、考えられたものであることや、この年頃の少女が体験する心身ともに成長していく切なさが描かれた詞であった、ということを認識させられた。まだ、中学2年の初々しい百恵は、「♪陽に焼けたあなたの胸に眼を閉じてもたれてみたい〜」と、発声はできあがっていないがストレートで、はつらつと清潔感あふれる声で歌っている。勿論、最初にこの曲を聴いた時点では、自分が百恵の担当プロデューサーになることも、そして後の百恵が国民的な大スターへと成長していくことも、まったく想像してはいなかった。CBS・ソニーの酒井政利プロデューサーは、百恵のデビュー曲を作るにあたって、「彼女の成長過程をそのまま歌にした私小説風な方法をとりたい」と考えていた。14才の気持ちをそのまま正直に歌うという「世代のテーマ」が酒井氏の作ったコンセプトになっている。作詞家の千家氏は、百恵を初めて紹介された日に「あなたが見たまま、聞いたまま、感じたままを詞にしてもらいたい」と酒井氏とホリプロのスタッフから依頼された。後に千家氏が書いた「千家和也の作詞の本」(二見書房)に、「スタッフから作詞への注文は実にこれだけであった。自分が百恵から受けた印象どおり、清純で、清潔で、ちょっぴり感傷的で繊細な女の子の詞を書いた」と記している。作曲と編曲は、『スター誕生!』に百恵が出たときの審査員、都倉氏が手がけており、後のピンク・レディーにもつながっていく、アップテンポの軽快なサウンドに仕上がっている。
やっぱり、百恵ちゃんの中でこの曲が一番です。
ryuichi0803 4 months ago