日本チャータークルーズ社の豪華客船「ふじ丸」(二三、二三五トン)が三日、対馬市に寄港し、乗客が半日観光を楽しんだ。
ふじ丸は全長百六十七メートル。客室百六十三、旅客定員六百人。乗客約二百十人を乗せ、徳島県を二日に出港。対馬と韓国・釜山を観光して五日に帰港する予定。
美津島町の浅茅湾内に停泊した船内では歓迎式が開かれ、齋藤勝行副市長が「国境の対馬へようこそ」と歓迎のあいさつ。花束や記念品を贈り、対馬観光物産協会が、対馬の歴史や観光名所、ツシマヤマネコなど対馬固有の動植物などを紹介した。
会社の研修旅行で参加した徳島県の辻貴之さん(31)は「普段は仕事が忙しいので船旅でゆっくりした時間を過ごしたい」、同僚の早雲史治さん(30)は「魚がたくさんいて海がきれい。釣りがしたい」と話した。
乗客は昼食後、女護島岸壁に上陸。バスやタクシーで、リアス式海岸の浅茅湾を一望する展望台や国指定史跡の対馬藩宗家墓所「万松院」などを巡り、対馬の魅力に触れた。
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