中国の富裕層 移民熱高まる
【新唐人2010年6月11日付ニュース】世界で最大の移民輸出国となっている中国。中国政府のシンクタンク「社会科学院」の報告書は、そんな現実を浮き彫りにしました。しかも、移民の主役は高学歴者や富裕層。本日はこの問題に迫っていきます。
今年4月の北京モーターショーでは、こんな広告が現れました。「北京で家を買うくらいなら、移民しよう!」
現在、世界各地に住む華人はおよそ3500万人。しかし、移民の主役は代わりつつあります。これまでの密航で出稼ぎする人々に代わり、中国で成功を収めた富裕層が増えているのです。
移民手続きのサポート会社によると、投資移民の申請者は今、比較的多く、移住国として中国人に人気があるのは、オーストラリア、カナダ、シンガポール、アメリカ。彼らは裕福で、移住後働かない人もいます。
移民サポート会社 朱さん
「彼らはより良い生活と子供の良い教育を求めます。毎年多いですよ。裕福な方も多いですね。昔と違う点はお金を持っている点です。移住後は通常、皆様働かないです」
朱さんの勤める移民サポート会社は中国にも事務局がありますが、毎年約3000名がカナダへの移民手続きをします。
アメリカへの移民には、50万ドル(約4500万円)の投資が必要です。カナダなら、40万カナダドル(約3600万円)の投資のほか、約5万ドルの手続き費用が要ります。
つまり投資移民を申請には、通常1000万元(約1億3400万円)以上の個人資産が必要。中国の高学歴者や富裕層は、今、海外へと流出しているのです。
アメリカ国務省の最新の発表では、昨年度、永住権取得を対象とする投資移民は、1443名から4218名に増え、そのうち7割は中国人です。
安心感、そして子供のより良い教育。この2点が彼らを移民に駆り立てる主な理由です。あるビジネスマンは、「官僚とのコネ作りのため接待に追われる生活に嫌気が差した」と語ります。
多くの移民手続きを手がけてきた、弁護士の葉(よう)さんは、彼らについて「国外のより良い教育や環境汚染の少なさ、安心の食品、整った法治など、国を出て初めて安心感を得たようだ」と述べます。
米国で働く弁護士 葉寧
「これは注目すべき面白い社会現象です。中国では、恵まれた条件で生活が豊かになっても、金持ちに安心感はないのです」
5月26日、共産党系の新聞、『中国青年報』はこんな評論を掲載。「権力者と貧しい人の板ばさみになっている中国の富裕層は海外への移民を選ぶ。貧富の差が広がる中、人々は金の出所を追求し、金持ちを憎む。結果、富裕層は中国にいづらくなった」
ウォール・ストリート・ジャーナルもこんな転載記事を載せました。「税金や政府の締め付け、市民の怒りから逃れるように、中国の富裕層は祖国を去っている」
ネットにはこんな声もあります。「人々の本当の憎しみの対象は金持ちではない。ただ、政府が制御するメディアがそうなるように誘導している」
シンガポールからの報道によると、2009年度、中国からカナダへの移民は25000人。アメリカへは65000人。2008年度、オーストラリアへの移民は16000人。
また、アメリカの投資移民を申請する中国人は、今年少なくとも倍に増えると見られます。
新唐人記者がお送りしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2010/06/09/a409479.html(中国語)
それ正解!
terisaito 2 weeks ago
これは中国国内がヤバクなることを察知している。
hiyayaya51 8 months ago
せめて働けw
他国のお荷物になってんなよ
kikyou88 10 months ago