英会話学校最大手「NOVA」、会社更正法の適用を申請 負債総額は500億円以上
経営危機に陥っていた英会話学校最大手「NOVA」が、会社更正法の適用を申請した。負債総額は、およそ500億円以上にのぼる 。
解約トラブル、給与遅配、そして教室の休校。
迷走を続けた英会話学校最大手「NOVA」が、会社更正法を申請、経営破たんとなった。
NOVA受講者は「(残額)43万円余りです。損したなとか、残念だなとか、これからどうやって勉強しようとか」と話した。
また、NOVA元受講者は「業務一時停止命令が出て、倒産するのではという不安はあった」と話した。
負債総額500億円以上、契約の解除をめぐるトラブルが相次ぎ、2007年6月に経済産業省からの一部営業停止命令に端を発し解 約が急増、それにより資金繰りが悪化し、講師などへの給料の支払いが遅れ、休校する教室も増えていた。
6月の行政処分後の会見で、NOVA・猿橋 望前社長は「実際に経営そのものに与える影響は軽微である」と話していた。
猿橋前社長は、ワンマン経営で業界トップまでのぼりつめたが、25日夜、取締役3人による臨時取締役会で解任された。事実上のク ーデターによって失脚した。
訴訟を起こしている元受講者は「3~4カ月、監査役と話をしてきたが、結局、ワンマン社長なんですよ。全部トップダウン方式で決 めているような会社。(ほかの役員は)NOVAのイメージを良くして、それからだという考えなのに、猿橋代表がそれにあんまり耳 を傾けなかったみたいですね」と話した。
突然の破たんによって、全国およそ700カ所の教室は一時閉鎖し、講師たちは自宅待機となった。
その講師たちが加盟する労働組合が、26日に会見し、NOVAの経営について語った。
労働組合の会見で講師は、「働きながら給料がない。お金がない。給料が入らない。家賃も払えない。光熱費も払えない。どんどん状 況として悪化してます。しかし、退職して再就職しようとしても、それも難しい。本当に講師たちにとっては、八方ふさがりな状況で す」と話した。
会見に同席していたNOVA講師、サム・ゴードン氏はこの2カ月、給料が払われていないという。
サム・ゴードン氏は「家賃がちょっと大変だけど、普通の生活がちょっと難しいですから。銀行で(預金は)2,121円くらい」と 話した。
保全管理人は、イオンや丸井グループ、楽天、ヤフーの4社を含むスポンサー企業と、週明けから交渉を始め、1カ月以内に結論を出 したいとしている。
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